VdBL短歌企画リレー短歌:孤伏澤つたゐ・エヌ・佐々木紺

【ち】チョコの銀紙割り隙間から懺悔授業をフケて愛し合うこと 孤伏澤つたゐ
【よ】夜が近づく屋上で月尻目に砂糖まみれの唇を食む エヌ
【こ】骨髄までつたわる微熱 夕星はアラザンのごと遠く光って 佐々木紺
【れ】冷戦を明け方に勃発させる二人風邪気味責任めぐり 孤伏澤つたゐ
【い】苛立ちの訳は悪寒と胸中で彼をののしる声の甘さよ エヌ
【と】「とりあえず仲直り」ってキスされて舌に落ちてく星型の菓子 佐々木紺